第19回全国首長連携交流会の議事資料を公開しました。

1-1.開催趣旨

全国首長連携交流会では、「現場に答えがある」という信念のもと、全国の有志首長が集い、自発的な交流会の中で、地域からのまちづくり、くにづくりに向けて、本音の意見交換を行ってきました。当会は、首長及び国や各界の関係者の交流と知恵の交換によって、地方から日本を元気にしていくための意見交換の場として、毎年開催しております。
これからの急速な人口減少社会、超高齢化社会を迎え、日本の「国のかたち」が大きく変わろうとしています。いままでのような成長戦略中心では、行き詰まりが予想される中、社会の大きな変化に対応し、住民の生活を維持安定させていくためには地方自治がますます重要になると考えます。
今回は、人口減少化が進む中、国が省庁横断型で策定した「新たな国土のグランドデザイン」をベースに、日本の将来展望と足元の基盤を確認しつつ、社会インフラの維持や防災面も含め、地域社会がどう自立して、生きていくのかを考えます。また、これまでの議論から発展したプロジェクトとして、全国の様々な地域づくりの活動事例を発掘・収集し、活かしていく場として、「ソーシャルデザイン推進会議」の立ち上げも行います。多くの方の交流と意見交換によって、新たな知恵と勇気が湧いてくることを期待しております。

1-2.主題
「地域の自立・持続可能性を考える」
-地域社会の総合的なマネジメント、人・知恵・場の連携-

1-3.開催概要
1)会 期:2014年5月16日(金)〜17日(土)
2)会 場:政策研究大学院大学
東京都港区六本木7-22-1 TEL:03-6439-6000
3)主 催:全国首長連携交流会(会長 松崎秀樹千葉県浦安市長)
4)共 催:提言・実践首長会
5)後 援:
政策研究大学院大学
6)事務局:特定非営利活動法人 地域交流センター(代表理事 橋本 正法)
東京都千代田区東神田1-7-10 TEL:03-5823-4190

1-4.内容  全体会合の議事要旨は19all

5月16日(金) 1日目         会場:政策研究大学院大学
○挨拶
松崎秀樹市長(浦安市長/全国首長連携交流会会長)
横道清孝氏(政策研究大学院大学副学長)

○基調講演: 2050年「新たな国土のグランドデザイン」  藤井健氏(国土交通省大臣官房審議官)
○事例報告 「自治体マネジメントとファシリティマネジメント」
寺沢弘樹氏(流山市総務部財産活用課ファシリティマネジメント推進室長)

○鼎談・課題提起
「コンパクト化とネットワーク化のまちづくり」
<講師>
藤山浩氏(島根県中山間地域研究センター研究統括監)
網野禎昭氏(法政大学教授:建築学)
<進行>
山下祐介氏(首都大学東京准教授:社会学)

○提案&ディスカッション「地域拠点の可能性」

長谷川周夫氏(国土交通省国土政策局総合計画課長)
名川進氏(東日本旅客鉄道㈱事業創造本部eコミュニケーションPT課長)
稲生孝之氏(会津まちの駅ネットワーク代表)
広石拓司氏(株式会社エンパブリック代表)
土居洋平氏(地域交流センター理事/東北文教大学短期大学部准教授)
5月17日(土) 2日目

○第1分科会:「持続可能なまちづくり」 議事録はこちら v1
○第2分科会:「社会インフラマネジメント」 議事録はこちら v2
○第3分科会:「防災・危機管理の強化」 議事録はv3
○第4分科会:「教育・こども政策」  議事録はv4

○特別講演 被災地からの現状報告
碇川豊氏(岩手県大槌町長)
角田陽介氏(岩手県大船渡市副市長) 1階

○分科会報告と意見交換
久住時男氏(新潟県見附市長)
国定勇人氏(新潟県三条市長)
片山健也氏(北海道ニセコ町長)
高橋浩人氏(秋田県大潟村長)

司会;橋本正法氏(地域交流センター代表理事)