提言・実践首長会 第36回全体会合  を開催しました。

 

1.開催趣旨

・これからの急速な人口減少社会、超高齢化社会を向かえ、日本の「国のかたち」が大きく変わろうとしている。

・今までの成長戦略のままでは行き詰まりが予想され、社会の大きな変化に対応し、現場を維持していくためには、地方自治の自立がますます重要になる。

・政府は9月に「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ、年末を目途にビジョンを策定することになった。この動きを、地域主導のまちづくりに結びつけることが重要である。

・ICTを活用したまちづくりとして、自治体のオープンデータ化についても検討する。

 

2.開催概要

日 時:2014年11月25日(火)13:30~17:45  18:00~交流懇親会

場 所:3東洋海事ビル(東京都港区西新橋2-23-1) ※新橋駅から徒歩7分

【交流懇親会】都市小屋「SHU」(東京都港区西新橋2-13-6 ミタニビル3F)

 

3.プログラム ※進行は弾力的に行います

1)挨拶  久住時男(見附市長/提言・実践首長会会長)

松崎秀樹(浦安市長/全国首長連携交流会会長)

 

2)自治体のオープンデータ活用について(13:40~14:40)

ICTを活用したまちづくりはこれからの重要なテーマの一つですが、活用の仕方に苦慮している自治体も少なくないようです。例えば、オープンデータによって、公共データが二次利用可能な形で提供されることができ、住民自ら又は民間のサービスを通じて、政府の政策等に関して十分な分析、判断を行うことが可能となります。それにより、行政の透明性が高まり、行政への国民からの信頼を高めることができます。自治体のオープンデータ化による、住民参加や民間活用の地域づくりを考えます。

ゲスト:神武 直彦氏(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科准教授)

三好 洋久氏(流山市総合政策部行政改革推進課)

 

3)人口減少社会と地方創生について(14:45~15:45)

日本創成会議のレポートが出され、それを受けるかのように、政府は「まち・ひと・しごと創生本部」を9月に立ち上げ、年末を目途にビジョン策定を進めることとなりました。検討を進める際に、地方の参画の枠組みがどうなるかが気になるところです。

また、地方の状況は多様な中では、対応するにあたって分権的アプローチが求められるところですが、地域主導のまちづくりをどこまで支援できるかも、重要な課題だと考えられます。

国の動きを確認しつつ、これまでの議論を積み上げていきたいと思います。

ゲスト:伊藤明子氏(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部次長)

 

4)全体意見交換(16:00~17:45)

①人口減少社会について考える

山下祐介氏(首都大学東京准教授)

 

②インフラの老朽化対策について(今後の検討テーマとして)

佐藤延寿氏(国土交通省総合政策局事業総括調整官)

 

③全国首長連携交流会及びソーシャルデザイン・アワードについて

 

④その他