お知らせしてきました、第19回全国首長連携交流会&ソーシャルデザイン推進会議発足式の詳細が決まりました。
ぜひ、ご参加ください。参加希望の方は、FAX 03-5823-4191もしくはメールにて申込書をお送りください。
第19回全国首長連携交流会 開催プログラム
くにづくりに向けて、本音の意見交換を行ってきました。
人口減少化が進む中、今回は、国が省庁横断型で策定した「新たな国土のグランドデザイン」をベースに、日本の将来展望と足元の基盤を確認しつつ、社会インフラの維持や防災面も含め、地域社会がどう自立して、生きていくのかを考えます。また、これまでの議論から発展したプロジェクトとして、全国の様々な地域づくりの活動事例を発掘・収集し、活かしていく場として、「ソーシャルデザイン推進会議」の立ち上げも行います。
□日 時:平成26年5月16日(金)13:30~17:45 18:00~交流会
17日(土) 9:00~17:00 17:45~交流会
□場 所:政策研究大学院大学(東京都港区六本木7-22-1 TEL:03-6439-6000)
受付・全体会場:想海楼ホール(1階)
□主 催:全国首長連携交流会 □共 催:提言・実践首長会 ■後 援: 政策大学院大学
〔テーマ〕
○地域の自立・持続可能性を考える -地域社会の総合的なマネジメント、人・知恵・場の連携-
〔1日目〕 5月16日(金)
(1)開会挨拶 13:30~13:40
松崎秀樹市長(浦安市長/全国首長連携交流会会長)横道清孝氏(政策研究大学院大学 副学長)
(2)基調講演:2050年「新たな国土のグランドデザイン」13:40~14:20
人口減少社会という、人類がこれまでに経験したことがない大きな社会変化とどう向き合い、どう対処するかべきか。大きな視点で考える必要があります。国土交通省が策定中の『新たな「国土のグランドデザイン」』をもとに、2050年の日本のあり方について検討します。
講師:藤井健氏(国土交通省大臣官房審議官)
(3)事例報告 14:20~14:50
「自治体マネジメントとファシリティマネジメント」
インフラの老朽化対策が喫緊の課題となる中、昨年末に社会資本整備審議会より「インフラの維持管理・更新」についての答申が出され、戦略的維持管理・更新の方針が示されました。総務省では、老朽施設の撤去費用も含めた支援策が始まりました。自治体マネジメントとファシリティマネジメントについて、流山市の事例をもとに検討します。
報告者:寺沢弘樹氏(流山市総務部財産活用課ファシリティマネジメント推進室室長)
(4)鼎談・課題提起 14:50~16:10
「コンパクト化とネットワーク化のまちづくり」
人口減少が進む中、豊かで、安心して暮らせる生活環境をどう構築していくか。ハード面・ソフト面ともに、必要に応じた多目的化・複合化・共用化という弾力的な整備と運用が求められています。コンパクト化とネットワーク化を切り口に、「賢く縮むまちづくり」について検討します。
講 師:藤山浩氏(島根県中山間地域研究センター研究統括監)・・・郷の駅構想
網野禎昭氏(法政大学教授:建築学)・・・ヨーロッパの集落事情
進 行:山下祐介氏(首都大学東京准教授:社会学)・・・限界集落と二箇所居住
(5)提案&ディスカッション 16:20~17:40
「地域拠点の可能性」
人口減少下のなか、多世代社会をいかに再生していくのか、豊かで、安心して暮らせるための生活環境をどうつくるのか。地域の活動と密接にリンクした拠点を構成し、世代の再生産をどのようにおこなうのか。地域拠点の可能性について検討します。
提案者:長谷川周夫氏(国土交通省国土政策局総合計画課長)
名川進氏(東日本旅客鉄道㈱事業創造本部eコミュニケーションPT課長)
広石拓司氏(株式会社エンパブリック代表)
稲生孝之氏(会津まちの駅ネットワーク代表)
進 行:土居洋平氏(地域交流センター理事/東北文教大学准教授)
(6)交流懇親会 18:00~20:00
〔2日目〕 5月17日(土)
(1) 全体会合 昨日の振り返りと分科会の進め方 9:00~9:15
(2)テーマ別分科会 9:20~12:00 (12時からは、そのままランチ交流会)
第1分科会:持続可能なまちづくり
○小さな拠点づくりとネットワーク化・コンパクト化
○二地域居住と過疎集落の自立・・・二重の住民登録制の可能性も視野に入れて
○公共施設の多機能・長寿命化、等を予定
ゲスト:橋本直明氏(総務省自治行政局地域自立応援課過疎対策室課長補佐)、長澤悟氏(A-WASS代表)、網野禎昭氏(法政大学教授)、山下祐介氏(首都大学東京准教授)、他
第2分科会:社会インフラマネジメント
○社会インフラ整備と老朽化対策・・・道路をモデルに検討、府中市の事例
○少子高齢社会における社会インフラの整備・・・維持更新と公民連携を中心に
・公民連携をどう進めるべきか。公民連携の視点・目標
・維持管理業務の包括的発注の試みと問題点。地域維持型契約について 等を予定
※地域維持型契約とは、過疎地域におけるインフラの維持管理の担い手となる建設企業の体制確保のための発注方式。社会資本の維持管理を「地域JV」に対して包括的に発注することで「効果的・効率的維持管理」と「地域事業の担い手確保」の両立を企図するもの。
ゲスト:福田敬大氏(国土交通省道路局道路保全企画室長)、勢田昌功氏(国土交通省総合政策局事業総括調整官)、西宮幸一氏(府中市議会議員)、村田崇氏(総務省自治財政局財務調査課課長補佐)、日立製作所、他
第3分科会:防災・危機管理の強化
○自治体トップの危機管理スキルの強化に向けて、被災地の経験知に学ぶ
○自治体の危機管理体制づくり・・・人材育成、情報の受発信、組織体制
○自治体の業務継続計画(BCP)の策定、地域の防災力向上支援 等を予定
ゲスト:齊藤馨氏(内閣府参事官)、碇川豊氏(大槌町長)、桜井誠一氏(元神戸市)、角田陽介氏(大船渡市副市長)、小島誠一郎氏(ナブラ・ゼロ)他
第4分科会:教育・子ども政策
○地域や企業の支援による教育力の向上・・・土曜授業の可能性、ほか
○教育行政改革と教育長の資質向上について
○学校間連携、地域と学校の連携について、等を予定
ゲスト:鍋島豊氏(文部科学省生涯学習政策局地域・学校支援推進室長)、堀野晶三氏(文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課企画官)、今野雅裕氏(政策研究大学院大学教授)、他
(2)全体会議 12:45~14:00
・被災地からの現状報告 碇川豊氏(大槌町長)、角田陽介氏(大船渡副市長)
・分科会報告と全体意見交換
ソーシャルデザイン推進会議発足式 14:30~17:30
(1)プログラム: 14:30~ 開会のご挨拶
拡大発起人会共同座長 松阪市長 山中光茂
(2)14:35~ 基調講演 「神山プロジェクト」
NPO法人グリーンバレー理事長 大南信也様
(3)14:55~ 「ソーシャルデザイン推進協議会」活動概要の説明
ソーシャルデザイン推進会議 事務局
(4)15:10~ ソーシャルデザイン大会議 第1パート
実践者の皆様によるパネルディスカッション
(5)16:20~ ソーシャルデザイン大会議 第2パート
行政、研究者の皆様によるパネルディスカッション
(6)17:25~ 今後の活動概要の説明~終了の挨拶
ソーシャルデザイン推進会議 事務局
(7)交流懇親会(17:45~19:30)