「第16回全国首長連携交流会」ですが、3月11日に起こりました「東日本大震災」の影響を鑑み、当初のプログラムを大幅に変更して開催することと致しました。千年に一度とも言われる巨大地震と大津波、さらには原発事故により、戦後最大の国家的危機を迎える中、我が国は大きく変わらざるを得ない状況になったと考えられます。そこで、震災復興とこれからのくにのあり方を考える場にしたいと考えます。当会は、「答えは現場にある」という考え方から、自治の現場からくにづくりを考え、提案していくことを旨としてきました。首長同士の本音の意見交換で、現場感覚に根差した知恵を集め、連携を図りながら、この難局を切り抜ける事を目指したいと考えます。
昨年4月に内閣総理大臣宛てに提出した「提言・実践首長会の提言書」でも、防災についての提案を出しておりますが、より具体化を図っていくことが重要です。事態は刻一刻と変わっており、弾力的な運営の中で、実りある議論をしたいと考えます。