【全国首長連携交流会事務局】第16回のプログラム変更のご案内

「第16回全国首長連携交流会」ですが、3月11日に起こりました「東日本大震災」の影響を鑑み、当初のプログラムを大幅に変更して開催することと致しました。千年に一度とも言われる巨大地震と大津波、さらには原発事故により、戦後最大の国家的危機を迎える中、我が国は大きく変わらざるを得ない状況になったと考えられます。そこで、震災復興とこれからのくにのあり方を考える場にしたいと考えます。当会は、「答えは現場にある」という考え方から、自治の現場からくにづくりを考え、提案していくことを旨としてきました。首長同士の本音の意見交換で、現場感覚に根差した知恵を集め、連携を図りながら、この難局を切り抜ける事を目指したいと考えます。

昨年4月に内閣総理大臣宛てに提出した「提言・実践首長会の提言書」でも、防災についての提案を出しておりますが、より具体化を図っていくことが重要です。事態は刻一刻と変わっており、弾力的な運営の中で、実りある議論をしたいと考えます。

概要はこちらをご覧下さい

【提言・実践首長会事務局】地震関係情報

この度の東北地方太平洋沖地震に被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

提言・実践首長会会員で、被災地域に該当する市町村の情報について、
事務局に届いたものを取り急ぎご報告いたします。
なお、この情報は事務局スタッフが15日に電話等で確認したことをメモにしたものです。

岩手県

岩手県金ヶ崎町
人的被害はなく、ライフラインも電力はすでに復旧し、水道も一部地域残して復旧している。

岩手県岩手町
人的被害はなく、ライフラインも電力はすでに復旧し、水道も間もなく全面復旧の見通し。

なお、本日、岩手県では県内の市町村長を県庁に集め、今後の対策についての
会議を行ったとのことです。

福島県

福島県伊達市
建物の損壊も人的被害も特になく、ライフラインも電力はすでに復旧し、水道は16日に復旧の見通し。現在、相双地区の被害者の受け入れを行っている。物資調達に奔走中。

福島県会津坂下町
人的被害はなく、ライフラインも無事だったが、観光資源でもある古い土蔵が損壊し、半壊したものも出た。福島県浜通り地域の被災者の受け入れをしているが、町内では食料や毛布などが不足してほぼ限界になっており、近隣市町村との調整をとっている。

広域での助け合いが始まっております。中越地域でも、福島県等の被災者の受け入れを行っているとのことです。東北人の粘り強さで、この難局を乗り切っていただくことを、切に願っております。

首都圏での被害としては、浦安市に大きな被害が出ています。

千葉県

千葉県浦安市
市内の広域で液状化が起こり、道路の破損や建物にも大きな影響が出ている。水とガスが止まり、現在も復旧作業中。お風呂屋にも行列ができるなど、生活に不便をきたしている。

>>pdf

【全国首長連携交流会事務局】第16回全国首長連携交流会開催決定のお知らせ

昨年度の「第15回全国首長連携交流会」では、政権交代による社会の活性化を期待し、「民主党の政策を問う」というテーマで開催し、地域主権の進め方や地方議会のあり方について、幅広く議論いたしました。
来年度は「日本を元気にする!」というテーマを掲げ、各地より元気なゲストを集めて開催したいと考えております。つきましては、次回の全国首長連携交流会にも御参加を賜りたく、日程をお知らせ致します。
閉塞感がますます募る中、現場を預かる市町村長に期待する声も増えていると思われます。この会の重要性が高まっていることでもあると考えます。ふるってご参加いただけますようお願い申し上げます。

日 程 :平成23年5月27日(金)~29日(日)※29日はエクスカーション
場 所 :政策研究大学院大学(東京)
テーマ案:『日本を元気にする!』

当会は全国の有志首長が自発的に集まり、それぞれのまちづくり、日本のくにづくりに向けて、本音の交流を続けております。首長同士が出来るだけ時間を共有し、丁寧な議論をするため、2泊3日の合宿形式で行っています。今回も、自由な意見交換と多くの方との交流の中から、お互いの元気を高め合う場にしたいと思います。

お問い合わせ先
全国首長連携交流会 事務局:NPO法人地域交流センター
事務局長:橋本正法
窓口:山下匡紀
問合せアドレス:m.yamashita○jrec.or.jp(○を@へ変えて送信してください)

TOPICS

全国首長連携交流会のトピックス
第15回全国首長連携交流会の詳細はこちらをどうぞ。
第15回全国首長連携交流会ご報告
提言実践首長会のトピック
4月12日午後、内閣府地域主権戦略室にて、久住時男 会長(新潟県見附市長)
と木下博信 会長代行より、逢坂誠二 内閣総理大臣補佐官(地域主権、地域活
性化及び地方行政担当)に、提言・実践首長会からの提言書を提出致しました。
記者会見に臨む、
久住時男会長 新潟県見附市長(右)と
木下博信会長代行 埼玉県草加市長(左)
逢坂誠二 内閣総理大臣補佐官に
提言書を提出。
  提言書は下記リンクよりダウンロードしていただけます。

提言・実践首長会からの提言書 20100412teigen.pdf  資料 20100412teigen-ref1.pdf

別冊資料 第14回全国首長連携交流会 開催概要と報告 20100412teigen-ref2